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2017.10.10
芒とバッタ
俳句というのは、五・七・五の十七音から成る日本語の定型詩です。季語を用いる世界最短の詩であり、室町時代には原型が、江戸時代初期には今の形が完成していたといわれています。
有名な方と言えば、
正岡子規「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」
松尾芭蕉「古池や蛙とびこむ水の音」
山口素堂「目には青葉山ほととぎす初がつお」
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
月に一度、第二火曜日に行われている “不動前句会” が本日開催されました。田中水桜 の俳号で活躍されている、とても有名な先生よりご指導いただきます。
今回の季語は「ばった・芒」、秋の季語です。
お一人お一人、兼題に合わせた俳句を事前に詠んでいただいております。
集まった俳句を先生と一緒に読み解いてゆき、共鳴する句には手を挙げたり、勉強になるコメントやお褒めの言葉もいただけます。
~入選句~
・小糠雨 巻き散らしては ばった跳ぶ
・山荘へ 飛蝗とびとび 案内役
・幼き日 籠のばったを 競ひ合ふ
・ひとしきり 芒揺らして 電車過ぐ
・掻き分けて すすきの先は 秘密基地
・花薄 絵筆を重ね 艶を増す
各季語につき20句以上集まりました、入選された方おめでとうございます!!
次回は11月14日(火)
兼題「秋まつり・茶の花」
1句でも2句でも詠んでくださった方、是非コンシェルジュまで。お待ちしております♪