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2019.4.28
AED(自動体外式除細動器) 使用訓練
消防訓練に続いて、今回はAED(自動体外式除細動器)の使用訓練を行いました。
前回と同様に矢口消防署の方々にお越し頂きました。
AEDは各フロアに1台ずつ設置しております。どの職員もいざという時に使用できる様に、しっかりとおさらいを行いました。
まずは①状況確認。
両肩を軽くたたきながら、声かけを行います。
②周囲に状況報告。
大声で「誰か来て下さい!」「あなたはAEDを、あなたは119番通報をお願いします」と指示出しをします。
ここでポイントが2つ!緊急時は気が動転する為“119番通報をお願いします”と言うとスムーズに指示が入ります。2つ目は、目を合わせて指示を出すこと。誰に・どの対応をお願いしたのか、はっきりと分かる様になります。
③呼吸確認。
胸と腹部の動きを6秒以内で、正常に動いているか確認をします。
④30回胸骨圧迫・人工呼吸。
腕をまっすぐにして、胸骨圧迫を行います。
さすが、身体に身についているようで、どの職員もしっかり腕が伸びています。
外では、大きな声でカウントすることで、医師や消防士が緊急事態であることに気が付く事が出来るそうです。
⑤AED対応
電源を入れるとアナウンスが流れるので、落ち着いて指示に従いましょう。
電極パッドは一枚ずつ剥がして、心臓を挟むように2枚貼ります。
ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)の方も使用が可能。
埋め込まれている位置をさけて、電極パッドを貼り付けて下さい。
また、入浴後で身体が濡れている場合は、パッドを貼る部分をタオルで拭いて、水滴がつかないようにしましょう。
119番通報後、救急車は7分程で現場に到着するとのことです。救急車が来るまでは、心肺蘇生は続けていくことが重要です。
1分対応が遅れると10%蘇生率が下がるとのこと。救急車が到着する7分間、対応をしないと70%蘇生率が下がります。介護士、看護師、その他職員が連携して皆様をお守りしていきます。